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フィリピンに行くきっかけ

 私がフィリピンに通うきっかけとなったのは何でしょうか。簡単にいえば多くの例にもれず恋ゆえにといえましょうか。
 
 2012年に友人らとタイに行きました。いろいろあってこれまた多くの例にならってタイの女性全体に恋してしまいました。
 日本に帰国したのちもタイ女性への恋慕の情冷えず、だからといってもちろんすぐにタイに再度行く余裕もなく悶々と熱い魂をたぎらせるしかありませんでした。
 国内に居ながらにしてなんとかタイ女性との接点を持つことはできないのだろうか?思案しましたが、幸い現代はインターネットという便利なインフラが発達しております。即、インターナショナルな出会い系サイトを検索しましたところ、これが結構あるんですよね。SNS的なものも含めていろいろあるのですが、私が活用させていただいたのは『Date in Asia』なるサイトでした。その名のとおり男女を問わずアジア人との出会いを求める人々が集うサイトです。数あるサイトの中でもすっきりした使い心地と見た目、そして星座占いを信じる私には嬉しい星座別の検索絞込み機能があり、まさにここがパラダイスと思えるサイトです。もちろんタイ女性もたくさんおられます。
 
 当初はタイ女性を中心に検索を繰りかえし、ページを繰りまくっておったわけですが、タイから帰国して時も経ち、徐々心の余裕もうまれ、タイ女性にあきたらず、いきおい他国の女性にも検索エリアを広げることになりました。
 実は登録女性の国別の最大勢力はフィリピン女性です。検索を繰り返す中でフィリピン女性の輝くような笑顔に惹きつけられ自己紹介欄を眺め、そこに記された居住地の地名をグーグル・マップで見るにつけ、それまでは戦記ものなどでしか見たことのなかったルソン島、ミンダナオ島、レイテ島、ルバング島、セブ島などの地名が地理的な感覚を伴って具体的に私の脳裏にイメージされてゆき、タイ人女性はさておき、加速度的にフィリピン方面に意識がむかうのはこれは自然の理ともいえるながれでありました。
 
 フィリピン女性はとても気さくにメッセージをよこしてくれますし、比較的英語が堪能な方も多く、こちらの英語が覚束なくともあちらの英語力でカバーしていただき、フィリピンの方々の人懐っこさに助けられながらなんとかコミュニケーションもとるなかで、こちらの錆び付いた英語力もなんとか中学二年生程度の頃ぐらいの感じには甦えらせながらやりとりをする、いわば英語のシャワーをあびながら外国語を学ぶ喜びと女性と話す喜びのダブルのデライトを感じながら日々をおくる中で気がつけばもうフィリピンの虜になっておりました。
 地理的に近いというのも大きかったでしょう。直行便が手軽であるのもあるでしょう。ほどなくこの『Date in Asia』の中で出会ったマリゼル、ビバリー、エリンダ、チェスカという四人の方と会うためにフィリピンへの渡航を決意したのでした。私はカメラマンでもありますので、それぞれとフォトセッションを敢行するという大義名分もございました。
 中でもマリゼルさんはDate in Asiaで私に最初に声をかけてくれた人で、積極的にアプローチしてくれましたし山羊座で何より美人でした。私としても漫然と、かつ楽観的に「俺はマリゼルと恋愛して結婚するのかな」なんて思っていましたね……。マリゼルさんとの思い出話はまた回を改めさせてください。
 
 また恋とは別に私にはオカルト・スポット探訪という趣味もございます。詳しい人に訊けば「アジアでオカルトといえばやっぱフィリピンやで」という話もいただき、日本在住のフィリーピーナの知人に取材したところシキホール島という恐ろしい島があり、そこに行くとタダでは帰ってこれないという話も聞くにつけマニラ〜セブ〜シキホール島という旅程を組み、フィリピンに向かいました。
 
 それ以来、フィリピンの魅力にとらわれ、人々と出会い、恋に翻弄され、オカルトを求め離島や山奥に分け入り、鳩山邦夫さんのお友達のお友達に出会ったりとか。度々彼の地を訪れながら、楽しみの多くをフィリピンに求める生活を送っております。
 このブログでは私が感じたフィリピンの色々な魅力を偏りつつも多角的に案内できればと考えております。
 今後ともよろしくおねがいいたします。

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