本を読みました:金田仁著『流転―「拳銃密輸王」と呼ばれて』
ごぶさたごぶさた!フィリピン関連の本を読みました。金田仁さん著『流転―「拳銃密輸王」と呼ばれて』です。
この本は元RCサクセションのマネージャーでもあるという金田さんという方が書かれた豪快な半生の回顧録です。まさに「流転」、ライク・ア・ローリング・ストーンといった感のあるものすごいその生き様に圧倒されます。余談ですが金田さんは日名子暁さんの『マニラ通』にもKとして登場される方だと思います。
忌野清志郎氏との交流のパートもけっこう充実しており、デビューレコーディングの秘話のようなところも具体的に書かれています。RCファンとしてもなかなか嬉しい一冊ではないでしょうか。ただ、清志郎氏に関することしか書いておられません。リンコワッショー氏に関することなどはひとこともありません。最近『BAZOOKA!!!』というテレビ番組にも出演されてたので見ましたが「彼(清志郎氏)だけは才能があった」と強調されてたので微妙にな〜んかある感じは感じます。
YouTubeで見られる朝堂院大覚氏との対談では「ジャピノイ(JaPinoy?)党」なる政党を設立しフィリピンの政治にも関与してゆかれるとのことですので今後のご活躍にも大注目。政治観としてはマルコス時代を積極的に評価されている感じです。
本に関しては全体を通してやや自慢話的な色合いが強いと感じないこともないですが、大人物の本とはすなわちこんな感じなのかなとも思います。度々出てくる緊迫のバトルシーンなど、いち旅行者の目からはなかなか見えてこないフィリピンの社会の一面を描き出しています。金田氏が人情深さ故に事件に巻き込まれ、長い間を監獄で過ごされたことは比日両国の友好において大きな損失になったのかもしれないと、残念至極に思う次第です。最近ではあまり見ない、スケールの大きな男の生ける伝説の記と読ませていただきました!
この本は元RCサクセションのマネージャーでもあるという金田さんという方が書かれた豪快な半生の回顧録です。まさに「流転」、ライク・ア・ローリング・ストーンといった感のあるものすごいその生き様に圧倒されます。余談ですが金田さんは日名子暁さんの『マニラ通』にもKとして登場される方だと思います。
忌野清志郎氏との交流のパートもけっこう充実しており、デビューレコーディングの秘話のようなところも具体的に書かれています。RCファンとしてもなかなか嬉しい一冊ではないでしょうか。ただ、清志郎氏に関することしか書いておられません。リンコワッショー氏に関することなどはひとこともありません。最近『BAZOOKA!!!』というテレビ番組にも出演されてたので見ましたが「彼(清志郎氏)だけは才能があった」と強調されてたので微妙にな〜んかある感じは感じます。
YouTubeで見られる朝堂院大覚氏との対談では「ジャピノイ(JaPinoy?)党」なる政党を設立しフィリピンの政治にも関与してゆかれるとのことですので今後のご活躍にも大注目。政治観としてはマルコス時代を積極的に評価されている感じです。
本に関しては全体を通してやや自慢話的な色合いが強いと感じないこともないですが、大人物の本とはすなわちこんな感じなのかなとも思います。度々出てくる緊迫のバトルシーンなど、いち旅行者の目からはなかなか見えてこないフィリピンの社会の一面を描き出しています。金田氏が人情深さ故に事件に巻き込まれ、長い間を監獄で過ごされたことは比日両国の友好において大きな損失になったのかもしれないと、残念至極に思う次第です。最近ではあまり見ない、スケールの大きな男の生ける伝説の記と読ませていただきました!
BAZOOKA!!! — http://www.bs-sptv.com/bazooka/archive/20150622/